逆流性食道炎を市販の薬で治そうとする人や辛いときのお助け役として保持している方は多いと思います。
では果たして本当にキャベジンコーワSは効果があるのか?
具体的にどのような効果があるのか?その副作用などについてお話ししていきたいと思います!
〇〇に当てはまる人には効果があるけど、〇〇に当てはまる人には効果がない!なども話していきます。
私は難治性逆流性食道炎の元患者として、今まさに逆流性食道炎に苦しんでいる人に向けて何かできることがある!と感じ、情報を発信しています。
効果と作用
キャベジンの効果をまとめて見ました。効果は以下の通りです。
- 粘膜修復作用(荒れた胃粘膜を整える)
- 制酸作用(出過ぎた胃酸を中和し胃酸分泌を抑制)
- 健胃作用(胃の動きを活性化)
- 消化作用(食べ物の消化を助ける)
これらの効果がキャベジンコーワSにはあります。
キャベジンコーワSは2層になっており胃に入った時には消化を助け、時間が経過すると胃の粘膜を保護するような効果があります。
キャベジンコーワSは胸焼けが辛いときや油物を食べた時に服用すると思うのですが、これらの効果があるので悩まされている方には一定の作用がみられるのですよね。
- スクラート
- ガスター10
- 漢方
- ガストール
- キャベジンコーワa
- パンシロンaz
これらの薬は食前・食中・食後などの服用するタイミングは異なりますが同じような効果を期待することができます。
胸焼けには効果があるのか?
軽度な胸焼けの場合は効くはずです。きつい油物やアルコールを飲み過ぎた時には服用することで、服用しない時よりかは症状が軽くなりますよね。
ただし慢性化している胸焼けにはあまり効果がありません。
また食事をする度に胸の当たりが痛くなったり、呑酸(胃酸が戻って来る)を繰り返し感じているのであればそれは逆流性食道炎という病気の可能性が非常に高いといえます。
慢性化している胸焼け・呑酸は逆流性食道炎という病気なのでキャベジンコーワSを飲んだとしてもその場だけの効果しか感じるられません。
参考『⇒逆流性食道炎は治らないは嘘!!その真実を解き明かします』
胃酸の逆流が慢性化して、胸焼けを感じている人にはキャベジンはお勧めできません
胃酸の分泌量は薬を飲めば減っていきますが、問題なのは胃酸の分泌量ではないんです
薬ばっかりに頼るのはやめましょう。もっと大切なことがあります。
逆流性食道炎の治療法は薬物治療のみだと考えている人は
「【重要】逆流性食道炎患者は薬に頼り過ぎ!世界で使われる薬の40%を日本だけで消費している」
こちらの記事を読んでください。考え方がわかると思います。私もマツモト先生のサイトを見てこの”真実”を知って、逆流性食道炎に対する見解がわかっていきました。
『副作用』胃酸が減り、粘膜が薄くなる危険性もある
キャベジンコーワSやその他の市販薬を服用することで胃酸が減るようになります。減りすぎることもあるのです
胃薬には胃酸分泌抑制効果がありますからね。そしてなによりも困ってしまうのは胃の粘膜が薄くなってしまうことです、
胃の粘膜が薄くなることで胃酸が胃を溶かしてしまうようになるのですよね。
胃の粘膜が薄くなって胃を溶かす!って聞くとびっくりします。
そうですよね。薬は一時的な症状しますが慢性的に服用していくとこうなってしまいます
こういったことも知っておいた上で薬を飲むべきなんですね。
普段から口に入れているものには詳しくなっていきましょう
胃潰瘍や胃がんの原因になりますし、胃の機能低下をもたらせてしまいます。
また薬を飲んだとしても食道の粘膜保護をすることはできませんので胃酸に対抗することはできないんです。これがキャベジンコーワSや市販の薬、病院で処方される薬の大きな問題点であります。
つまり胃の活動を活性化させたとしても胃の粘膜を保護したとしても胸焼けや呑酸が起こるような食道・のど元の粘膜保護はできないので
薬を服用したとしてもあまり効果を期待することもできませんし、問題解決をすることは薬では決してすることはできないということですね。
<外部サイト>
【重要】逆流性食道炎患者は薬に頼り過ぎ!世界で使われる薬の40%を日本だけで消費している
まとめ
軽度な胸やけには市販薬キャベジンコーワSは効果を発揮するのですが、
慢性的な胸やけ・呑酸・逆流性食道炎にはあまり効果はないどころか逆流性食道炎の症状を慢性化させてしまう原因となります。
長期的に服用するのではなくて一定の期間を定めてその範囲内で服用する事をおすすめします。
そうではないと病気の進行・悪化をさせてしまうことがありますからね。正しい知識をもって正しい服用の仕方をしてくださいね!
特に中年者であれば、これらの症状が慢性化している危険性があるので根本的に胃酸が逆流しないように手を打つ必要があるでしょう。