逆流性食道炎は腹部の筋肉が衰えたり、緩んだりすることで起こることがあり、正しい呼吸法をマスターするだけでも症状を軽くすることができます。
正しい呼吸法をするだけでも体の免疫力は向上しますし、健康管理もすることができます。
もちろん逆流性食道炎に関係ある筋肉を日常生活から無理なく鍛えることができるのでぜひやってみてくださいね。
今回は3つの呼吸法についてお話していきたいと思います!

私は難治性逆流性食道炎の元患者として、今まさに逆流性食道炎に苦しんでいる人に向けて何かできることがある!と感じ、情報を発信しています。
なぜ呼吸法をマスターするべきなのか
今回、お話する呼吸法を実践すると、横隔膜が鍛えることができます。

逆流性食道炎と横隔膜は何か関係性があるんですか?

大アリです!逆流性食道炎は加齢・姿勢の悪さなどで横隔膜の筋肉が衰えている傾向にあります。

胃と食道は横隔膜の筋肉である下部食道括約筋で隔てられているのですが、横隔膜が緩むと胃と食道に区切りがはっきりせず、胃酸が逆流してしまうんです。

つまり、横隔膜を鍛えるだけでも逆流性食道炎の改善になるってことですか?

はい!まさにそうですよ!
また呼吸法で横隔膜を鍛えると、呼吸の質が上がります。
呼吸が浅いと免疫力が低下するため、病気にかかりやすくなります。50歳前後になると様々な健康被害が起こりますが呼吸法だけで病気の改善、予防、悪化を防ぐことができるんです。
- ●免疫力が低下すると起こる病気
- 風邪、インフルエンザなどの感染症、食中毒、ガン、心臓病、不眠症、肌荒れ、口内炎、慢性疾患、急性疾患
- ●免疫力を低下させる原因
- 運動が不足している、環境(家、外)汚染、タバコを過度に吸う、過度にアルコールを摂取する、ホルモンバランスが乱れる、興奮することがおい、年齢が高齢になっている、食生活が乱れている、疲労が溜まっている、睡眠時間が短い、人とのコミュニケーション不足している
このようにたくさんの病気と免疫力は関係していますし、中年女性なら肌荒れ、肌のたるみ、くすみも関係して来ます。
腹式呼吸法
腹式呼吸法は良く発声を良くするために行われるものなのですがあなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
私たちが普段している呼吸は胸式呼吸法と呼ばれているのですが、腹式呼吸にすることによって
- 血流が良くなる
- 普段は取りにくい内蔵脂肪の燃焼効率がよくなる
- 声の通りが良くなる
- 下部食道括約筋を鍛える事が出来るので胃酸が逆流しにくくなる
- 喉の粘膜を保護することができる
- 自律神経のバランスを整えることができるので消化器官の機能が向上する
このような効果やメリットがあるのです。
下部食道括約筋は胃と食道を締めている筋肉なので、この部分の筋肉を腹式呼吸で鍛えることができますよ!
具体的なやり方について
正しい姿勢と深呼吸のやり方を学ぶことができますのでぜひ動画を参考にしてくださいね。
深い呼吸を意識することで酸素をたくさん血液に取り組むことができるので体全身の機能が改善していくことでしょう。
- ほう杖をつくようなポーズ
- 座った状態
- 立った状態
息をたくさん吸ってそれを効率良く一気に吐き出すのがポイントですよね。
腰に手を当てながら口で息を吸い、吐き出すときにお腹の筋肉が動かすことを意識してみてくださいね

横隔膜をしっかり動かすことをイメージしてください。逆流性食道炎に悩む方は横隔膜の可動範囲が普通の人と比べると狭いことが多いんです
丹田呼吸法
お腹のおへそから指で2.5本分下のところにあるのが丹田というツボです。
これを意識した呼吸法なのですが、これをやることによって
- ストレスへの耐久度を上げることができる
- 背筋が良くなるのでお腹に掛かる腹圧を下げることができるので逆流性食道炎になりにくい
- 食道や喉の粘膜保護力を上げることができる
このようなメリットがあります!
- すべて空気を吐き出す
- お腹からゆっくり吸い込むように息を吸う
- 足先から頭に空気が渡っていることをイメージする
- 口を閉じて前歯に舌をしっかり付ける
- そのまま息を止めながら丹田まで意識を頭から下ろして行く
- 止めていた空気を10秒で吐き出す
ヨガ呼吸法
まずはしっかりと背骨をしっかりと伸ばし、ゆっくりすることを肩の筋肉の力を抜き目を閉じてください
肺を大きく膨らませるように呼吸し、背骨や首をまっすぐさせるように
テンポよく
吐く吸う・吐く吸う・吐く吸う・吐く吸う
を繰り返してみてくださいね。
あたかも自然の中にいるように新鮮な酸素を吸っていることをイメージしてくださいね。
別に外でやらなくても結構ですよ。あなたがリラックスできる空間でぜひ試してみてください!
そうすることで確実に自律神経のバランスや凝り固まった筋肉をほぐすことができます
まとめ
逆流性食道炎の症状を軽くし、少しでも胃酸の分泌を人工的な形ではなくて自然な形で抑制し、再発を繰り返すことなく完治させるためには
しっかりと体と心のバランスを整えることが必要です。
- 腹式呼吸法
- 丹田呼吸法
- ヨガ呼吸法
今回はこれらの呼吸法についてお話しました。特に簡単でおすすめなのは腹式呼吸法です。
横隔膜をしっかりと刺激することで逆流性食道炎の原因と成る緩んでいる下部食道括約筋を鍛えることができるでしょう。
ぜひ毎日習慣となるまでやってみてくださいね!
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