今日は「胃酸過小を治す方法」についてのお話です。
逆流性食道炎の治療中、似たような、ないしは近いけれど少し違う「胃」や消化器系の問題で悩んでいる友人が多くでき、その方々とも「悩み」を解消する方法を多く話してきました。
そんな中で、「胃酸過多についての話はよく聞くけれど、胃酸過小についてはあまり調べても解決方法が出てこないんだよね…」という悩みが多かったので、ささやかでもお力添えができればと思い載せてみます。
私は難治性逆流性食道炎の元患者として、今まさに逆流性食道炎に苦しんでいる人に向けて何かできることがある!と感じ、情報を発信しています。
Contents
急いで治したい時すぐ出来る! 胃酸過小の解決法
それでは、早速、胃酸過小気味だったり、それ由来でお腹の調子が悪いときに、パッと手軽にできる解消法を見てみましょう。
酸っぱいものを摂る
胃酸過小由来でお腹の調子が良くないときには、
レモンやオレンジ、柑橘類のジュース、梅干し…など、
なんでも良いので、酸っぱいものを摂取するのがおすすめです。
酸っぱいものに含まれるクエン酸には、胃酸の分泌を促してくれる効果があるので、手っ取り早く胃酸を補う方法として最適です。
ただし、空腹時の摂取は避けたほうが賢明です。酸っぱいものは、刺激物としても体に認識されやすく、逆効果になることがあります
*他に摂取すると良い食べ物たち
- 「ジアスターゼ」や「乳酸菌」と言った、胃酸を援助して消化を助けてくれるものを含む食物
- (例)大根、りんご、パイナップル、キャベツ、山芋、長芋、ヨーグルトなど
特に大根は消化に良いことで有名なので、大根おろし等摂取しやすい形で摂るのも良いでしょう。
- 発酵食品
- (例)納豆、味噌(汁)、ヨーグルト、漬物など
発酵した時点でタンパク質が分解された食品たちは、そのままの状態で消化を助ける一員となってくれます。さらに上記で挙げた乳酸菌も含んでいるので、一石二鳥の食品群です。
特に納豆は、タンパク質分解の他にもデンプン分解、脂肪分解などの特質も兼ね備えた消化酵素を含んでおり、消化を助ける意味合いで一石三鳥の食品です。 - 他の胃酸分泌効果があるとされる食物
- (例)アロエ、ニンニク、ペパーミント、生姜、シソ、梅干、ラッキョウ、ビール酵母など。
効果のあるツボを押す
胃がうまく機能していないときに効果のあるツボをいくつか紹介します。胃酸の分泌を促してくれたり、胃の調子を整えてくれたりします。
- 足三里(あしさんり)
- 膝小僧外側にあるでっぱった骨からもう少し体の正面、膝の皿から指を横向きに置いて4本程度の箇所にあります。
- 中脘(ちゅうかん)
- お腹の中央、みぞおちのあたりにあります。両手の中指を重ね、ゆっくり息を吐きながら圧を加えます。
- 胃兪(いゆ)
- 背中にあるツボです。おへその高さに合わせて腰に手を置いた際、親指が届く場所にあります。
- 合谷(ごうこく)
- 手の甲側、親指と人差し指の付け根を結んだ線の間の角の部分です。押すと微妙な反発のある、少し痛みを感じる部分です。
- 内関(ないかん)
- 手をグーに握った時に手首から手のひらの中心に向かって現れる谷の部分、手首側から指を横に置いて3本分ほどのところにあります。
効果的なツボ押しに関しては
「逆流性食道炎の時に効果のある「全身のツボ!」ツボ押しの全てを網羅」
この記事を読んでください。
食事を抜く
胃酸が少ない時に効果的なのは、「1日食事を抜くこと」です。
具体的な方法は以下です。
- 1日目
- 食事を抜きます。代わりにお水、できたら白湯を2Lほどを目安に充分に飲みましょう。
- 2〜3日目
- 体を徐々に慣らすために、消化の良いものを食事のメニューに選んで、食事を再開しましょう。よく噛んで食べるようにしましょう。
- 4日目:
- 普通の食事メニューに戻して大丈夫です。 先に紹介した、消化を助ける食べ物や消化酵素を多く含む食品を意識して多めに取り入れるようにしましょう。
手っ取り早く胃を休ませるのに最適な断食期間は1日です。一度摂取した食べ物が胃の中から完全に出て行くまでには、通常で6〜8時間ほどかかると言われています。
これがさらに、胃が弱っている状態の時には12時間ほどに増してしまうのです。12時間ほどの時間をかけて、ようやく空っぽになってから、胃は回復の準備を始めます。そして、ある程度の回復を見せるまでに、さらに12時間ほどの時間がかかります。合わせて24時間、という論理です。
水(できたら白湯)を大量に摂取する理由は、普段食事から摂取している分の水分量を補うためです。
普段の食事からは約1Lの水分が摂取量の目安になります。断食による胃の機能回復方法1日目の、理想の水分摂取量は約2Lです。
常温のお水か、できれば白湯を、コップや湯のみ1杯ずつなどの分量に分けて、2Lくらいを目標に飲むようにしましょう。
2日目におすすめの食事は、おかゆや温かなおうどんなど、消化の良いものです。
3日目になったら、消化酵素の多いものを意識して摂りましょう。
特におすすめなのは、大根おろしやパイナップルです。形状的にも摂取しやすいので、意識的に食事に取り入れましょう。この二つを合わせてミックスジュースにするのもおすすめです。
- 材料:パイナップル 200g 大根おろし 大さじ2杯
- ふたつを合わせてミキサーにかけ、少し粒が残る程度のところで止めます。
粒を細かくすることで、消化酵素が働きやすくなります!
(参考サイト:http://www.painnavi.com/pain365.html)
<外部サイト:関連記事>
逆流性食道炎患者のための食事指導!〜食べ物から食べ方まで〜
半身浴をする
特に寝る前の半身浴には副交感神経を優位にする効果があり、その後に睡眠をとることで代謝機能が高まった状態のまま、胃の機能の再生を普段より促進できます。
おすすめのお湯の温度は、38℃〜39℃。ややぬるめのお湯に、20分〜30分ほど、じっとり汗をかくまで浸かりましょう。上半身が冷えてしまうと良くないので、浴室は暖めておくことを忘れないでくださいね。
胃腸薬を飲む/サプリを飲む
(私自身があまり薬には頼りたくない派なのでお薬についてはあまりおすすめはしませんが、)しんどい時にやはり手っ取り早く効果的な方法を求めるなら、時にはお薬に頼るのも良いかと思います。
普通にクリニックにかかって処方される、いわゆる西洋医学の薬物治療的なお薬や、市販の胃腸薬以外にも、以下のような、効果をもたらすお薬やサプリメントがあります。
- 効果の認められる漢方薬
- 六君子湯…漢方のお薬です。胃酸過小時の胸焼けを防いでくれます。
- 効果のあるサプリ
- 塩酸ベタイン…胃酸の量を調整したり、消化・吸収を助けてくれます。
- ペプシン…タンパク質を分解してくれます。
- トリプシン…消化酵素の一種で、タンパク質の分解を助けます。
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逆流性食道炎の治療で使われる薬と薬の効果一覧!
逆流性食道炎に3年悩まされた私がサプリメントや健康補助食品の効果をブッた切ってみる
普段の習慣からできる改善法
では次に、なにげない普段の生活の中に取り入れていくことで、結果として胃酸過小を防いでくれる習慣たちをご紹介します。
病や体の不調はまず、生活習慣を正すところから。それが結果的に、最も手短で恒久的、そして最も効果的な治療法なのです。
- よく噛んで食べる
- 唾液には「アミラーゼ」という炭水化物を分解する酵素が含まれている他、消化を助けるためのたくさんの作用があります。よく噛むことで多くの唾液が出るのでより消化を助ける役割が期待できます
- 意識してリラックスする時間を取る
- 消化器系の臓器は副交感神経の管理下にあり、リラックス状態のときによく動きます。
- 睡眠をたっぷり取る
- 胃腸を荒らす原因になる、ストレス解消にも非常に効果的です。また、熟睡することには胃の機能を修復する効果もあります。
- 腹八分目を心がけて食べる
- 食べ過ぎてしまうと胃腸の食べ物消化が追いつきません。食事の量が少ないほど、効率よく消化することができます。また、満腹まで食べてしまうと体そのものへのストレスや不可もかかります。
- 食事の時間を規則的にする
- 内臓が日々刻んでいる正確なリズムを乱してしまうと、胃に過剰な負担がかかります。
本当に辛いとき、すぐに実践できるものから、日々の生活に溶かしこみながら習慣化していく改善法までを、いくつか紹介してきました。どうかこれらを参考に、お体の調子を整えていただけたら嬉しいです!
私は難治性逆流性食道炎の元患者として、今まさに逆流性食道炎に苦しんでいる人に向けて何かできることがある!と感じ、情報を発信しています。
マツモト先生のサイトと出会い、マツモト先生のメルマガを通じて逆流性食道炎が良くなり、私は心も体も元気になりました。
その考えを普及したいと思い、サイトを立ち上げました。
マツモト先生から許可をいただき、私のサイトからもメルマガ登録できるようになったのでメルマガ登録することをオススメします。
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